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本日は、春日井市藤山台におきまして、スレート瓦(コロニアル)の塗装を行っています。そのスレート瓦(コロニアル)の塗装の注意点についてお話ししたいと思います。平板のスレート瓦(代表製品にはコロニアルがあります)の施工は、下地の吸い込みを留めることがポイントです。また、必ず縁切りを行います。そうしないと、野地いたが腐り、漏水にもつながる恐れもあります。この縁切りをおこなわないと、1、結露水の逃げ場がなくなります。2、毛細管現象で水分を吸い上げます。これらの二つの現象により野地板を腐らせ、漏水の原因となるのです。気を付けましょう。屋根の塗装をした後に、皮スキにて縁切りを行います。また、今は、タスペーサーの取り付けにより縁切りを行う場合もあります。このタスペーサーはスレート瓦(コロニアル)の端から15センチ程度の箇所に差し込みます。当社もこのタスペーサーの取り付けは標準装備にしています。また、ダブル工法です。1㎡あたり、大体、8個から10個程度、取り付けます。タスペーサーを挿入した後は、上塗りの塗布により縁を埋めないように気を付けます。最終工程の直前にタスペーサーを挿入すると、塗料で埋まるリスクを低減できます。また、タスペーサーを挿入しない場合は、次のような塗装の仕方に気を付けてください。1、小口部分を刷毛で拾ってから、ローラーを左右に転がしながら塗っていきます。2、上から下に向かって塗っていきます。3、吹き付けにて塗装します。こんな感じです。また、劣化して反っている屋根には、タスペーサーは不要です。なぜかというと、タスペーサーを使用するまでもなく、十二分な隙間が確保されています。また、タスペーサーを固定することもできないからです。