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春日井市坂下町にて屋根の塗装が始まりました。お客様からは、屋根から雨漏れがあったと来ていました。屋根に上がって確認をしたところ、スレート瓦(コロニアル)に縁切りがなされていませんでした。
スレート瓦(コロニアル)について説明をしましょう。平板スレート瓦(代表製品にはコロニアルがあります)の塗装の施工のポイントは下地の吸い込み止めがポイントです。また、必ず縁切りを行わないといけません。
縁切りをおこなわないと野地板が腐り、漏水にも繋がります。注意してください。
縁切りを行わないと、なぜ漏水に繋がるのか?まず、結露水の逃げ場がなくなります。
そして、毛細管現象で水分を吸い上げます。これらの2つの現象により野地板を腐らせ漏水の原因となります。
縁切りの方法としては、皮スキによる縁切りがあります。また、最近は、タスペーサーを取り付けることにより行う縁切りがあります。
タスペーサーを取り付けた(挿入)後は、上塗りの塗布によって縁を埋めないように気を付けましょう。
ですから、塗装の最終工程の直前にタスペーサーを挿入すると、塗料で埋まるリスクを減らすことができます。
また、タスペーサーを挿入しない場合は、こういうふうに塗装を施工してください。
1、小口部分を刷毛でひろってから、ローラーを左右に転がしながら塗装をしていきます。
2、上から下に向かって塗装をしていきます。
3、吹き付けにて塗装をします。この3点を気を付けましょう。
タスペーサーの挿入箇所は(ダブル工法の場合)両端から、15センチ程度の箇所に、それぞれ挿入します。
また、劣化している屋根には、タスペーサーは入れる必要はありません。
スレート瓦(コロニアル)が反っていますので、隙間があいていますので、入れる必要はありません。