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日本の住宅事情は、土地付き住宅が多く販売されています。まだまだマイホーム需要は増えていく事でしょう。お家の建物も私たちの健康と同じように、「早期発見」と「早期治療」がとても大切になります。ここで、少し覚えておくと良いことをお話したいと思います。
かつての日本の住宅では、外壁材と言えば、木板(下見板)張りがほとんどでした。
戦後の法整備のともない防火上の問題から、モルタル防火造りが多くなり、最近ではより耐火性に優れたパネル壁材として「サイディングボード」が主流になってきました。
サイディングボードは、①施工の手間がかからない、工期が短い、②コストが安い、などの理由から、ハウスメーカーさんの標準仕様になっています。
基礎のセメントと繊維質材料を高温・高圧で成型したものです。
色・柄などのパターンも豊富にあります。
軽量気泡コンクリート(ALC)も同様の製品です。
主な原料は、カラー鉄板やアルミニウム合金です。
窯業系に比べて、新築時より改装時に多く用いられます。
アメリカ・カナダでは40年以上の歴史を持ち、色落ちや変色が少なく、酸性雨にも強く金属系のように錆びることもないです。
しかし、耐火性・耐衝撃性には低いため、日本のように密集した住宅には、適さない面があります。
現在、外壁として最も一般的に使用されているのが、「窯業系サイディングボード」です。
窯業系サイディングボードは、メーカーも表示しているように、「施工時より5~7年」で表面の防水が劣化し始めます。
そのため、防水メンテナンスを施すことにより、防水率を一定下に保ち、ボードの変形や割れの原因となる雨水のしみ込みを予防する必要があります。