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木部は調湿作用をもっており伸縮を繰り返しているため、改修には細心の注意が必要です。皆さんのお家にも木部は多くありますよね?瓦を背負っている屋根には破風板という木の部分がありますね。また玄関には木の柱が使われていますね。土台の基礎の上に木の水切りが使われていることもありますね。いまだに雨戸も木という家も少なくありません。木はよいですね。木の風合いは非常に私達の心を和ませてくれます。私が日本人だからですかね。そう感じます。皆さんも木には、心を和ませているんではないでしょうか。きっとそうですね。
エナメル系旧塗膜がある場合ですが、できる限り洗浄によって塗膜を除去した後、再度エナメル系塗料を施工します。造膜するため保護機能は高いですが、木材の伸縮に耐え切れずワレ、膨れ、剥がれを起こす場合もあります。
スティン系の塗料が施工されている場合は、清掃後、再度スティン系の塗料を塗布します。木材そのものの風合いを活かすことができ剥がれの恐れもありませんが、比較的短い周期でのメンテナンスが必要です。そうです。これが大変ですね。皆さんのお家にウッドデッキはありますか?ウッドデッキがある場合、御主人様は日曜大工で大変な思いをされた経験がおありでしょうね、きっと。1年か2年ごとにホームセンターにいってスティン系の塗料を買ってきて塗られた経験がおありかもしれませんね。早いんですね、スティン系の塗料の寿命が、だから一年とか二年で塗る必要があるんですね。
次は付帯部の鉄です。ベランダの手すりとか階段とか、屋上の手すりとか、まだまだ鉄は結構、お家で使われていますね。鉄が年数を経過すると一番恐れている錆びが発生してきます。その錆をほおっておくと大変です。どんなに硬い、強い鉄でも錆には勝てません。そうです、負けます、錆が進行すると鉄に穴があきます。これは困ります。ですから、電動工具を用いて錆を完全に除去し、鉄肌が表れている状態にします(2種ケレン相当)防錆び効果のある下塗り剤を塗布します。場合によっては、2回塗ります。これで大丈夫です。