昨年末、春日井市で外壁塗装を施工させて頂きました。世界最高級の断熱性能を有するガイナにて施工させて頂きました。塗装が完了した後に私も見に行った覚えがあります。綺麗に塗られていました。その家から電話を頂きました。隣が火事になり類焼は免れましたが、火事の熱により、被害にあったとのことです。

電話を受けてすぐに現場に飛んでいきました。

現場の状況を思い出せずに、最初はどこのお家だろうと自問自答しながら向かいました。

が、お家を見た途端、思い出しました。あ、この家か、と。

奥様が一生懸命、写真を撮ってみえました。多分保険会社さんに提出する写真だと思われます。

隣は、と見ると見るも無残とはこういうことを言うんだなと思うくらいに建物の骨しかのこっていないという有様です。

うわーと心の中で叫ぶくらいの驚きです。

火事は怖い、本当に怖いと思います。

一瞬で今まで築き上げてきたものが、なくなります。

建物の資産価値も、思い出も、一瞬にしてなくなります。

建て物の中には、洋服もあったと思います。ブランド品が好きな人には、思い出のブランドの服が一杯あったと思います。

装飾品が好きな人には、ペンダント、ネックレス、ブローチなど一杯あったと思います。

お母さんと一緒に撮った写真、家族で行った思い出の写真、アルバムがあったと思います。

そういうものまで、一瞬にして無くしてしまいます。

怖いなとつくづく感じさせられます。

このお家は、おかげさまで、車庫の波板が熱でグニャグニャに曲がっていました。

外壁も熱で色が変色していました。

この曲がった波板を３０枚、交換します。

変色した外壁も塗りなおします。