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剥がれたモルタル外壁を自然に復旧したい方へ、補修跡を残さずパターンを再現する方法を解説
モルタル外壁の一部が剥がれ落ちてしまったけど、工事後の補修跡が目立たないか不安…。
「早く直さなければ」と思いつつも、補修した跡が不自然に目立ってしまうのではないかと躊躇されている方も多いのではないでしょうか。
外壁補修では、単に埋めて塗るだけでは不十分です。
周囲の模様と違和感なくなじませるモルタルの復旧ができるかどうかで、仕上がりの美しさは大きく変わります。
本記事では、自然に仕上がったモルタル復旧の施工事例を元に、安全性と美観を両立させるための正しい補修方法と、パターン復旧の重要性について詳しく解説します。
丁寧な補修をしてくれる業者をお探しであれば、ぜひご覧になってみてください。
モルタル外壁を補修したはずなのに目立つ跡…その原因とは?
モルタル外壁は、職人の手仕事によって一つひとつ丁寧に作り上げられる、世界に二つとない独特の風合いが魅力です。
セメントと砂、水を練り合わせて現場で塗り上げるため、一棟ごとに異なる風合いが生まれます。
既製品のサイディングにはない温かみと重厚感が最大の特徴と言えるでしょう。
しかし、その美しさを長く保つための補修工事において、「補修跡が目立ってしまった」という悲しい経験をされた方も多いのではないでしょうか。
実際、業者の対応によっては部分補修による跡がミミズ腫れのように浮き出てしまい、かえって美観を損ねてしまうケースが少なくありません。
せっかく費用をかけて工事をしたのに、「いかにも直しました」と分かる見た目になってしまっては本末転倒です。
なぜ「ただ色を合わせるだけ」ではいけないのか?
モルタル外壁はリシン仕上げ、スタッコ仕上げ、吹き付けタイル、そして職人がコテで描く独自のテクスチャーなど、同じ材料でも仕上げ方法によって印象が大きく変わります。
そして、モルタル外壁の美しさは「光の当たり方」が大きく影響しています。
職人が作り上げた細かな凹凸(パターン)が太陽の光を受けて複雑な陰影を生み出し、それがモルタル外壁全体の表情となります。
もし模様を無視して平らに埋めてしまうと、その部分だけ光の反射が変わり、どれだけ丁寧に色を合わせても「ここに補修をしました」と言わんばかりの不自然な跡が浮かび上がってしまうのです。
つまり、見た目の違和感は塗装の色だけではなく、モルタルのパターンの違いが原因であることも多いのです。
モルタル外壁の補修では、単にひび割れや崩落部分を塗り直すだけでなく、既存の模様をどこまで再現できるかが仕上がりを左右します。
モルタル外壁の自然な復旧のためには
適切な業者選びが最重要
モルタルのパターン復旧とは、劣化部分や補修箇所に対して、周囲と同じ模様を再現する専門的な工程を指します。
単なる塗り直しではなく、外壁のパターンそのものを周囲と馴染むように再構築する作業です。
例えば、波状の模様が特徴の外壁であれば、表面に気泡を持つマスチックローラー(砂骨ローラー)を使い、周囲の凹凸と同じリズムになるよう慎重に施工します。
また、コテ仕上げの外壁では、職人が手の動きや力加減を調整しながら、既存のパターンと違和感なく馴染ませていきます。
この作業は一見地味に思えるかもしれませんが、実際には高度な経験と観察力が求められます。
凹凸の大きさ、塗材の厚み、乾燥時間、周囲との境目処理など、細かな要素が仕上がりを大きく左右するためです。
完璧に補修跡を残さないことは難しいのですが、適切にパターンの復旧を行えば、施工後はある程度自然な状態に整えることができます。
「モルタルの補修跡をなるべく目立たせたくない」
そんな当たり前の希望のためには、既存模様に馴染むように丁寧な施工をしてくれる業者探しが必須となります。
モルタル補修の施工事例などから、施工前と後でどれくらい跡を残さないような丁寧な仕事をしているかチェックしてみることがオススメです。
さっそく次項で、私たち街の外壁塗装やさんのモルタル外壁復旧の施工事例を確認してみましょう。
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キレイに仕上がるモルタル補修の流れを施工事例で紹介
補修跡が目立たないモルタル補修とはどのレベルなのか、その実例を見てみないことには「本当にキレイに仕上げられるの?」という不安はなかなか払拭できないかと思います。
この項目では、実際に施工を行ったとある事例の流れや写真を元に、どのようにモルタル外壁が自然に復旧されていくのか、最終的にはどんな補修跡になったのかをご確認いただけます。
※注意点
今回の事例はベテランの職人さんによる違和感のない仕上がりをご紹介しておりますが、ここまで自然に仕上がることは滅多になく、多くの場合ではどうしても多少の補修跡が残るのが標準です。
そのため、施工の流れでどのようにして自然な仕上がりに近づくのかをご参考にいただき、実際のご依頼の際には補修跡を完璧に消すことが難しいことにご留意いただけますと幸いです。

今回ご紹介するのは、一部が大きく崩落してしまったモルタル外壁の復旧として、根本的な原因である鉄骨下地の問題解消から周囲と違和感のない塗装仕上げまでを行わせていただいた施工事例となります!
1. 仕上がりを左右する徹底した下地処理
高品質な補修の土台となるのが、下地処理の精度です。
まずは、崩落した箇所の周囲を念入りに点検します。
一見、無事に見える部分でも、実は内部でモルタルが下地から浮いていることがあるためです。
今回の事例では叩いて音を確認する打診検査を行い、剥がれかかっている不安定なモルタルをすべて丁寧に取り除きます。
初期段階での細かな作業を怠ると、どんなに綺麗に補修しても数年後に周囲から再び崩落が始まってしまいます。
2. 防錆処理と強固な下地の再構築
そこでまず、露出した鉄部に防錆処理を施します。
そのうえで、木材で受けを設け、「ラスカット」と呼ばれる専用の下地パネルを設置しました。
ラスカットは表面に凹凸加工が施された下地材で、モルタルの食いつきが非常に良いのが特長です。
従来工法と比べて施工性に優れながらも、強度と安定性を確保できるため、振動や経年劣化にも耐えやすい下地を形成できます。
3. 既存のモルタルに合わせたパターンの完全再現
下地が完成したら、いよいよ本工程の核心であるモルタル模様の復旧作業に入ります。
波状の凹凸がある外壁では、マスチックローラー(砂骨ローラー)を使用し、周囲の模様とリズムを合わせながら施工します。
一方で、リシンやスタッコ、コテ仕上げなどの場合は、左官職人が手作業で質感を調整していきます。
今回はコテを使用しての手作業となりましたが、既存のパターンから地続きとなっている補修部分との違いは全く無いように見えます。
これほどまでの腕前は、全ての業者が当たり前に持っているものではありません。
凹凸の高さや塗材の厚み、コテの動かし方まで細かく調整しなければ、光の当たり方で違和感が出てしまいます。
だからこそ、この工程には経験と感覚が求められます。
適切に施工すれば、補修箇所は周囲と自然に一体化してくれるのです。
今回の事例の完成度は、きっとご近所の方が通りかかっても「あんなに大きく剥がれていたのに、どこを直したのか全くわからない」と驚かれるような、驚異的な仕上がりになったと言えるでしょう。
4. 違和感を残さない塗装仕上げ
模様が整ったら、最後は塗装仕上げによる色合わせです。
外壁は紫外線や雨風の影響で、年月とともに微妙に色味が変化しています。
そのため、既製色をそのまま塗ると補修部分だけ浮いてしまうため、現場で細かく調色し、既存部分に近づけていく作業も重要です。
塗装は下塗り・中塗り・上塗りの三工程で行い、見た目を整えるだけでなく、防水性能も回復させます。
これにより、補修箇所が完全にカモフラージュされるだけでなく、崩落の原因となった雨水の浸入をシャットアウトしてくれる強力な保護層が完成します。
補修部分だけの塗装ではどうしても目立ちますので、周囲の面ごとに見切りをつけて塗装するケースが多いです。
無事に施工が完了:お客様のご感想を紹介
パターン復旧を伴うモルタルの補修工事を行った今回のお客様からは、「小規模な工事でも丁寧に対応してくれた」「仕事が丁寧だった」といった嬉しいお言葉をいただいています。
また、他の現場で多いのが「補修跡が想像よりも目立たないもので済んだ」というご感想です。
これは、左官による造形技術と塗装による再現技術の両方を高い水準で行っているからこそ実現できる結果です。
モルタル外壁の補修は、ただ塞ぐだけの作業ではありません。
構造を守り、美観を取り戻し、再発を防ぐ。
そのすべてを支えているのが、職人の高い技術力と丁寧な仕事によるモルタルの自然な復旧作業なのです。
モルタルの剥がれや崩落の原因とは?
モルタル自体には十分な防水性があるわけではなく、外壁を守っているのは主に表面の塗膜です。
この塗膜が紫外線や風雨の影響で劣化すると、雨水が徐々に内部へと浸入していきます。
そして、その水分が思いもよらないトラブルを引き起こします。
内部から破壊が進む「爆裂現象」の仕組み
特に注意したいのが、先程の施工事例でモルタルが崩落する原因となった「爆裂現象」と呼ばれる不具合です。
これは、モルタルの内部にある金属部分が錆びることで発生します。
外壁にできた構造クラックなどの大きなひび割れから雨水が入り込み、長い年月をかけて内部へと到達します。
すると、「ラス網」と呼ばれる金属製の補強材が水分に触れ、酸化によって錆び始めます。
鉄は錆びる過程で体積が大きく膨張するため、その膨張圧が内側からモルタルを押し上げるのです。
この圧力に耐えきれなくなったとき、外壁はまるで破裂するかのように崩れ落ちます。
これが爆裂現象です。
見た目には突然の崩落に見えても、実際には内部で長年かけて進行してきた劣化の結果なのです。
地震によるクラックや下地の剥がれにも注意
モルタルは経年劣化以外にも、地震の揺れによってひび割れやすい素材です。
ひび割れが広がるとモルタルが剥がれ落ちるリスクが増してしまいます。
また、クラックから雨水が内部へ回り続けると下地にも影響が生じ始め、モルタルが下地から剥がれる原因にもなるため、早めの補修メンテナンスが重要となります。
剥がれたモルタルの危険性
崩れ落ちたモルタルの塊は決して軽くありません。
セメントと砂を主成分とする高密度な建材であり、落下すれば大きな衝撃を伴います。
もし人や車の上に落ちれば、重大な事故につながる危険性も否定できません。
安全を守るために必要な根本的対処
爆裂現象が発生している、あるいはその兆候がある場合は、浮いている部分をしっかり撤去し、適切な下地処理を行ったうえで再構築する工事が必要です。
そのうえで、周囲と違和感のないようにモルタルの復旧を行い、既存の外壁模様を丁寧に再現していきます。
見た目を整えることはもちろん大切ですが、それ以上に重要なのは建物の安全性を取り戻すことです。
モルタル外壁のひび割れや剥がれは、単なる外観上の問題ではありません。
お住まいからの小さなSOSを見逃さず、早めに専門業者の診断を受けることが、結果的に大きな被害を防ぐことにつながります。
まとめ:モルタルの自然な補修ならお任せください!
施工事例でもご紹介した通り、熟練の職人が手がける補修は、どこを直したのか探すのが難しいほど自然です。
今回の施工事例は特例とも言えるレベルの自然な仕上がりなため、本来は多少の補修の跡は残ってしまいますが、それをどれほど抑えられるかが業者の腕の見せ所と言えるでしょう。
工事が終わったあと、お客様から「まるで新築のときみたい」「どこが割れていたのか全然わからない」と驚きと喜びの声をいただく瞬間が、私たちにとって最大の喜びでもあります。
もし、ご自宅の壁に小さなひび割れを見つけたり、以前の補修跡が気になっていたりするのなら、まずはプロによる診断を受けてみてください。
早期に適切な処置を行うことが、結果として最も安く、最も美しく家を守る秘訣です。
街の外壁塗装やさんがモルタル補修で選ばれる理由
モルタルの崩落復旧には、形を作る「左官」と、色を合わせる「塗装」の両方の高度な技術が求められます。
街の外壁塗装やさんは、左官も塗装も一貫して対応できる体制を整えています。
職人一人ひとりが「自分の家を直す」という気持ちで、細かな模様一つまで徹底的にこだわります。
「見積もり後」のキャンセルも気兼ねなく
点検とお見積もりをご提示した後、内容にご納得いただけなければ、無理にお申し込みいただく必要はありません。
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モルタルの剥がれやひび割れは、放置するほどにお住まいの内部を傷めてしまいます。
手遅れになる前に、まずはプロの目による無料点検をご活用ください。
「直してよかった」と笑顔で言っていただけるよう、私たちが誠心誠意、サポートさせていただきます。
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