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春日井市中央台にて屋根の塗装がスタートしました。洗浄においても、瓦の種類により注意する点が変わってきます。
その注意点について、お話したいと思います。
まずは、乾式コンクリート瓦(代表製品については、モニエル瓦があります)です。最近、生産量が減ってきてます。
これからは、あまり目にすることはないかもしれません。ですが、これまでに生産されて使用されています。覚えておきましょう。
モニエル瓦の施工時のポイントですが、これは、スラリー層の除去です。このスラリー層を除去するために洗浄が大事です。
この洗浄が不十分な状態ですと、早期剥離に繋がります。
その為、下地処理にかかる費用負担分は事前に予算に組み込む必要があります。また、下塗りは2回塗ることをお勧めします。
洗浄には、コロニアル屋根の1.5倍から2倍の時間を掛けて洗浄します。
30坪程度の家の屋根でしたら3時間程度、洗浄に掛ける必要があります。
また、140キログラム未満の洗浄機を使用する場合は、トルネードを用いて、洗浄面に至近距離から洗浄します。
180キログラム以上の洗浄機の場合は、比較的離れた位置から広範囲に洗浄できます。
洗浄したあとに、ウエスや軍手で瓦の表面をこすり、色が付着しなければ合格です。そのあと、塗装へと進みます。
瓦の小口や溝の箇所、屋根足場のジャッキの下などは洗浄不足や塗布量の不足に繋がりやすいので注意しましょう。
洗浄の不足や、塗布量の不足があると、早期の剥離に繋がりやすいです。注意しましょう。