皆さん、面積効果という言葉をご存知ですか？

面積効果とは、同じ色でも小さい面積で見る場合と、大きな面積で見るのとでは見え方が違います。

これを面積効果と言います。

明るい色はより明るく感じ、鮮やかな色はより鮮やかに感じます。そして、暗い色はもっと暗く感じます。

ですから、小さい色見本のイメージに惑わされないようにしましょう。

例えば、小さい見本で薄く感じるピンクの色も、全体では色味を強く感じます。

そうなんだ、ビックリですね。

我々も、色見本をA４サイズで、必ず作るようにしています。

あとから、日本塗料工業会の小さな色見本で色を選んでもらった場合、あれ？これ違うんじゃない？というのを減らすためです。

A４サイズで色見本板を作って確認して良かったという声をよく聞きます。

これも、こういった色の面積効果と関係があるのかもしれませんね。